2008年 09月 08日
España 6: Córdoba |
今日からはマドリッドを離れ、南のアンダルシア地方に移動。
マドリッドからコルドバを経由しセビーリャまでは、AVE(スペインの新幹線)が通っており、とっても早くて快適。
アンダルシア地方は、かつて800年間(8世紀~15世紀)スペインを支配したイスラム教国の影響が色濃く残る地。
コルドバは中世のヨーロッパのイスラム世界の中心地として栄え、文化的にもイスラム、キリスト教、ユダヤの3つの文化が共存・融合し、現在でもその余韻を感じることが出来る。
その象徴とも言えるのが、Catedral de Santa María de Córdoba(コルドバの聖マリア大聖堂)。
一般には、Mezquita(メスキータ)と呼ばれるけれど、もともとMezquitaはスペイン語でモスクの意味。
メスキータは、8世紀に西ゴート王国の教会の跡地に建立されたモスクだったが、13世紀にレコンキスタ(キリスト教徒による国土回復運動。世界史で習ったよね?)によってカスティージャ王国がコルドバを再征服すると、カトリック教会として転用される。
そして、16世紀に建物中央部がキリスト教のカテドラルに改造され、イスラムとキリスト教の文化が交じり合った歴史的な建築物となった。
内部は、赤白模様のアーチや繊細なアラベスク模様、大理石のモザイクなど、見所いっぱい。
当時のスペイン国王カルロス5世は、カテドラルへの改造を見て、「世界のどこにでも有るような物を造るために、どこにも無い物を壊した」と嘆いたと伝えられているけど、結果的には、世界にも例を見ない特異な建物となったんだね。
メスキータを見た後は、La judería(ユダヤ人街)とCalleja de las Flores(花の小道)を散策。
迷路のように複雑に入り組む細い道、白い壁に飾られる赤やピンクの花、手入れの行き届いた美しいPatio(パティオ(中庭))。
いつもは観光客でいっぱいの道から、ふと誰もいなくなった瞬間を捉えて写真をパチリ。
さて、この後はセビーリャまでバスで移動だ。
マドリッドからコルドバを経由しセビーリャまでは、AVE(スペインの新幹線)が通っており、とっても早くて快適。
アンダルシア地方は、かつて800年間(8世紀~15世紀)スペインを支配したイスラム教国の影響が色濃く残る地。
コルドバは中世のヨーロッパのイスラム世界の中心地として栄え、文化的にもイスラム、キリスト教、ユダヤの3つの文化が共存・融合し、現在でもその余韻を感じることが出来る。
その象徴とも言えるのが、Catedral de Santa María de Córdoba(コルドバの聖マリア大聖堂)。
一般には、Mezquita(メスキータ)と呼ばれるけれど、もともとMezquitaはスペイン語でモスクの意味。
メスキータは、8世紀に西ゴート王国の教会の跡地に建立されたモスクだったが、13世紀にレコンキスタ(キリスト教徒による国土回復運動。世界史で習ったよね?)によってカスティージャ王国がコルドバを再征服すると、カトリック教会として転用される。
そして、16世紀に建物中央部がキリスト教のカテドラルに改造され、イスラムとキリスト教の文化が交じり合った歴史的な建築物となった。
内部は、赤白模様のアーチや繊細なアラベスク模様、大理石のモザイクなど、見所いっぱい。
当時のスペイン国王カルロス5世は、カテドラルへの改造を見て、「世界のどこにでも有るような物を造るために、どこにも無い物を壊した」と嘆いたと伝えられているけど、結果的には、世界にも例を見ない特異な建物となったんだね。
メスキータを見た後は、La judería(ユダヤ人街)とCalleja de las Flores(花の小道)を散策。
迷路のように複雑に入り組む細い道、白い壁に飾られる赤やピンクの花、手入れの行き届いた美しいPatio(パティオ(中庭))。
いつもは観光客でいっぱいの道から、ふと誰もいなくなった瞬間を捉えて写真をパチリ。
さて、この後はセビーリャまでバスで移動だ。
by yururi_yuru
| 2008-09-08 23:40
| ◆旅・山のこと