2010年 02月 13日
中医薬膳専科 卒業作品づくり |
中医薬膳専科の卒業を3月に控え、卒業作品を作成中。
課題は、自分で一つの症例を設定、弁証し、施膳方針に従った薬膳を1品作る、というもの。
中医内科学や中医弁証の本を参考にしつつ、うんうん唸って考えたのがコチラ。
性別・年齢: 女性40歳
主訴: 胃痛14日
症状: 上腹部の脹痛があり、痛みが両脇まで及ぶ。
頻繁な曖気(げっぷ)。大便がすっきり出ない。
ストレスを感じると症状が悪化する。
舌脈: 舌質淡紅、舌苔薄白、脈弦。
これらの症状から考えると、上腹部の脹痛、頻繁な曖気といった胃失和降の症状と同時に、痛みが両脇まで及び、ストレスにより症状が悪化することから、肝気鬱結の症状があると分かる。
これは、情志不遂(心配事や悩み事があり気分が晴れない状態)により肝気が鬱結し、横逆して胃を犯したものと考えられ、肝気犯胃証と判断される。
したがって、
弁証: 肝気犯胃証
施膳方針: 疏肝理気、和胃降逆
ということで、作った薬膳が(名前は適当だけど)「水餃子入りみぞれ汁」。
肝・胃に帰経し、清肝、理気、和胃、降逆・降気の効能を持つ季節の食材を使ってみた。
そばの実、春菊、椎茸、玉葱、生姜+調味料で味付けした具を餃子の皮に包み(包み方がへたっぴ~(苦笑))、昆布椎茸だしでゆで、最後に大根おろしを加えて薄く味付けしたもの。
三つ葉と柚子をトッピングして出来上がり。
さてさて、果たしてこんな感じで良いのか悪いのか、自分ではよく分からないけど、今の私に考えられる精一杯ということで。
さーて、午後からは弁証トレーニングの講義だから、そろそろお出かけしようかな。
課題は、自分で一つの症例を設定、弁証し、施膳方針に従った薬膳を1品作る、というもの。
中医内科学や中医弁証の本を参考にしつつ、うんうん唸って考えたのがコチラ。
性別・年齢: 女性40歳
主訴: 胃痛14日
症状: 上腹部の脹痛があり、痛みが両脇まで及ぶ。
頻繁な曖気(げっぷ)。大便がすっきり出ない。
ストレスを感じると症状が悪化する。
舌脈: 舌質淡紅、舌苔薄白、脈弦。
これらの症状から考えると、上腹部の脹痛、頻繁な曖気といった胃失和降の症状と同時に、痛みが両脇まで及び、ストレスにより症状が悪化することから、肝気鬱結の症状があると分かる。
これは、情志不遂(心配事や悩み事があり気分が晴れない状態)により肝気が鬱結し、横逆して胃を犯したものと考えられ、肝気犯胃証と判断される。
したがって、
弁証: 肝気犯胃証
施膳方針: 疏肝理気、和胃降逆
肝・胃に帰経し、清肝、理気、和胃、降逆・降気の効能を持つ季節の食材を使ってみた。
そばの実、春菊、椎茸、玉葱、生姜+調味料で味付けした具を餃子の皮に包み(包み方がへたっぴ~(苦笑))、昆布椎茸だしでゆで、最後に大根おろしを加えて薄く味付けしたもの。
三つ葉と柚子をトッピングして出来上がり。
さてさて、果たしてこんな感じで良いのか悪いのか、自分ではよく分からないけど、今の私に考えられる精一杯ということで。
さーて、午後からは弁証トレーニングの講義だから、そろそろお出かけしようかな。
by yururi_yuru
| 2010-02-13 11:53
| ◆中医学・薬膳