2007年 01月 25日
ひとり言 : 友を偲ぶ |
かつての職場の先輩とランチをした。
そのとき、ストレスは命を縮める、なんて話に。
以前の生活が嘘のように穏やかな毎日を送ってる私。
一日一日を楽しもうとしているうちに、あんなに囚われていた過去の出来事も、いつしか思い出さなくなっていた。
でも、何かのきっかけで、まるで閉まっていた箱が急に開いたように、過去は次々と頭の中に飛び出してくる - 5年前の今頃、突然逝ってしまった友人のことも。
お互い色んなことが苦しかった。
仕事も、生活も、人生そのものも。
年末に二人で飲みながら、頑張ろうって励ましあった。
年が明け、ありがとうってメールが届いた。
そして、彼は人生に終止符をうってしまった・・・
自分の痛みに耐えることで精一杯だったあの頃。
今なら、今の私なら、もっと違う手助けができただろうか。
あれから随分長いこと、「生きること」、「死ぬこと」、
そのどちらもが、現実に同じくらいの重みをもった選択肢として目の前にぶらさがっている気がしてた。
全ての人が、与えられた命を最期までまっとうできる、そんな社会、世界が現実のものとなるのはいつのことだろう。
全ての人が、そんな強さと優しさを持てるのはいつのことだろう・・・
by yururi_yuru
| 2007-01-25 22:32
| ◆ひとり言