2008年 06月 01日
ベトナム料理(6月) |
今日のメニューは
※漁師町風 生魚の和え物(Goi ca song)
※五目鍋(Lau thap cam)
※蓮の実のチェー(Che hat sen)
実はあまり期待していなかった生魚の和え物。
生でお魚食べるなら、やっぱり醤油でお刺身でしょー、と思っていたけど、意外や意外、新しい美味しさの発見。
白身の魚(今日は鯛)と玉葱、生姜をピーナッツやホットチリソースなどのタレで和え、ライスペーパーにたっぷりの生野菜と共に包んで頂くというもの。
ベトナム料理は一つ一つの素材の味というより、口の中に入れたときの様々な味の調和を楽しむ料理だと聞くけど、なるほど!
しかも、肉や魚などは辛味の食材と一緒に頂くと消化を助けて毒消しになると言われるけれど、生姜、玉葱、青細ネギ、大葉、貝われ大根など、たっぷりの辛味食材と一緒に頂けるものイイ感じ。
五目鍋は、何故に夏に鍋?とも思うけど、考えてみたらベトナムは年中暑いから、日本の季節は関係ないかも(笑)
何でも、鍋には大きく2種類あって、結婚式などのご馳走料理としての中華由来の鍋と、ベトナム独自の鍋があるそうだ。
今日はご馳走バージョンで。
魚介類とたっぷりの野菜、そして面白いのが中華麺が入ること。
器に麺を入れ、そこにスープと具をよそって、言うなればミニラーメンを作って頂くイメージ。
野菜はシャキシャキ感が大切なので、空芯菜、豆苗、青梗菜などの青菜は食べるときに自分でさっと火を通すだけ。
日本の鍋は、どちらかというとじっくり火を通した野菜が多いけど、やっぱり暑い国には暑い国なりの食べ方があるんだね。
蓮の実のチェーは、蓮の実を甘く煮ただけのシンプルなデザート。
温かくても冷たくてもお好みで。
教室で頂くものは私には甘すぎるけど、蓮の実自体は美味しいので、甘味を変えて作ってみたいな。
ちなみに、蓮の実は安眠効果があると言われているそうな。
by yururi_yuru
| 2008-06-01 20:42
| ◆料理教室