2008年 12月 25日
Sudamérica 11: Machu Picchu (3) |
マチュピチュの内部は、主に農耕区域と都市の二つに分けられる。
まず、広大な段々畑。
400mの上下差があり、下段では本来標高1000m以下の土地で栽培されるコカや果物を品種改良して育て、中段ではトウモロコシ、上段では3000m以上の高地で育つジャガイモを栽培したらしい。
畑からの収穫で150人程の食料を養えるが、実際には人口500名くらいであったと推測されている。
このため、段々畑は農業試験場のような役割を果たしていたのでは、とも言われている。
(但し、5000とも1万とも言われる人々が生活していたとの説もある。)
段々畑の先に最初の市街地があり、17の『水汲み場』がある。
現在、『太陽の神殿』は修復中のため見ることができなかったが、その下には『陵墓』があり、王のミイラが安置されていたのではないかと言われている。
なお、マチュピチュからは187体のミイラが発見されているが、うち150体が女性のものであり、4体のイヌのミイラも存在する。
これにも諸説あるが、インカ人がマチュピチュを去るときに、重要なミイラを持ち出し、不要なものを置いていったため女性が多いのではないか、と言われている。
石切り場を抜けると神殿がある地区にたどり着く。
『3つの窓の神殿』。
キレイに削られた石を組んで造られていることから、『主神殿』とされている。
更に進むと、マチュピチュの最高点に立つ。
高さ1.8mの日時計(インティワタナ)がある。
季節を知るために日時計を使っていたとのことだが、山のエネルギーが集まる場所でもあり、多くの旅行者が石に手を当て、その温かさを感じていた。
他にも、色々な見所があるものの、全てを紹介することはできないので、この辺で。
400mの上下差があり、下段では本来標高1000m以下の土地で栽培されるコカや果物を品種改良して育て、中段ではトウモロコシ、上段では3000m以上の高地で育つジャガイモを栽培したらしい。
畑からの収穫で150人程の食料を養えるが、実際には人口500名くらいであったと推測されている。
このため、段々畑は農業試験場のような役割を果たしていたのでは、とも言われている。
(但し、5000とも1万とも言われる人々が生活していたとの説もある。)
なお、マチュピチュからは187体のミイラが発見されているが、うち150体が女性のものであり、4体のイヌのミイラも存在する。
これにも諸説あるが、インカ人がマチュピチュを去るときに、重要なミイラを持ち出し、不要なものを置いていったため女性が多いのではないか、と言われている。
石切り場を抜けると神殿がある地区にたどり着く。
更に進むと、マチュピチュの最高点に立つ。
季節を知るために日時計を使っていたとのことだが、山のエネルギーが集まる場所でもあり、多くの旅行者が石に手を当て、その温かさを感じていた。
他にも、色々な見所があるものの、全てを紹介することはできないので、この辺で。
by yururi_yuru
| 2008-12-25 23:41
| ◆旅・山のこと